今回は、先日松山市H様邸で行った「養生(ようじょう)作業」についてご紹介します!
養生というと、あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、実は塗装の仕上がりやお客様の快適さを左右する、超重要な作業なんです。
今日は、そんな“縁の下の力持ち”である養生のこだわりポイントをお話します!
🧼養生ってなにをするの?
養生とは、簡単に言うと「塗料がついてはいけない場所を保護する作業」のことです。
外壁塗装では、塗ってよいのは基本的に外壁部分だけ。しかし実際には、周囲に塗ってはいけないものがたくさんあります。
たとえば、サッシ・窓・玄関ドア・エアコンの室外機・ポスト・給湯器・植木・車などがその一例です。
そうした部分をビニールやテープなどの専用資材でしっかり覆い、塗料が飛び散らないよう保護する作業が「養生」です。
これを丁寧に行うことで、余計な塗料の飛び散りを防ぎ、仕上がりの美しさと現場の清潔感を保つことができます✨
🛠️職人目線の“見えないこだわり”
「どうせすぐ剥がすんだから、多少ズレててもいいんじゃないの?」
いえいえ、とんでもありません!
養生の良し悪しは、塗装の仕上がりの印象を大きく左右します。
塗装ライン(境目)がガタガタだと、いくら良い塗料を使っていても見た目が一気にチープになってしまいます。
逆に、ラインがピシッと決まっていると、全体がグッと引き締まって見えるんです。
特にこだわるのは、窓まわりや玄関ドアのライン出し。
真っ直ぐ、キワまでキレイに仕上げるには、養生テープを貼る位置や角度に細心の注意が必要。
たとえば、少しズレた場所に貼ってしまうと、塗装したあとにラインが浮いてしまい、仕上がりに違和感が出てしまうんです。
「ほんの数ミリのズレでも、プロの目には見えてしまう」
だから私たちは、1本1本のラインに魂を込めて貼っていきます💪
🌿生活への配慮も忘れずに
また、お客様が工事中も普段通り生活できるように、養生の配置にも工夫をしています。
たとえば…
窓を完全にふさいでしまうと換気ができないため、一部開閉可能にする
玄関ドアは塗装まで開閉できるよう工夫し、出入りを制限しない
室外機の周囲はビニールが熱をこもらせないよう、風の通り道を確保
植木や花壇は根本に余計な水や塗料がかからないように養生+カバー
など、お客様の生活リズムに合わせて、“ただ覆う”のではなく、“気遣って守る”という意識で取り組んでいます😊
お住まいを“塗る”だけではなく、“守る”ことも、私たちの大切な仕事です。
👀お客様からのリアクション
今回のH様邸でも、「窓をふさがれるのがちょっと心配で…」というご相談を事前にいただいていたため、
「この窓だけは開けられるようにしておきますね」「玄関側はできるだけ圧迫感をなくしますね」と、細かく対応させていただきました。
工事初日の夕方、「思ってたより快適に過ごせてます!」とお声をいただき、こちらもホッと一安心😊
こうして、お客様との会話から“ちょっとした不安”を取り除けるのも、現場に立つ職人ならではの大切な役目だと感じます。
「養生」は、塗装前の準備作業に見えますが、実はこの段階で“仕上がりのクオリティ”はほぼ決まると言っても過言ではありません。
丁寧な養生は、塗るときの集中力を高め、ムラやはみ出しのリスクをぐっと減らします。
そして何より、お客様のお家を汚さず、大切に扱うという気持ちが伝わる作業だと思っています。
ということで、今回は「養生作業のこだわり」をご紹介しました🪟
見えにくいけれど大切な準備。それが“養生”です。
この先の中塗り・上塗りでも、しっかりとこの下地の仕事が活きてきます!
工事はまだまだ続いていきますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします🙇♂️
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